化学物質過敏症とは |
@ 身の回りの化学物質が体内にたまり、その許容量を超えたときに現れる病気。 |
A 身の回りの化学物質とは? |
シックハウス |
食品 |
添加物・残留農薬
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繊維 |
ホルマリン処理・難燃処理・防水処理・抗菌処理・防汚処理 |
玩具 |
プラスチックの材料である
スチレン・ビスフェノールA。
安全性を考えるとき欠かせないのが、添加剤(可塑剤・充填剤・安定剤・着色剤・発泡剤・難燃剤・紫外線防止剤・帯電防止剤など)で、危険度が高いが、業界はそのリストを公表しない。 |
防虫剤 |
パラジクロロベンゼン
化学物質過敏症の要因となる危険性、アレルギー症状の悪化。 ナフタリン・・・発ガン性、溶血作用。ピレスロイド |
殺虫剤 |
蚊取り線香(合成ピレスロイド)、薫煙式蚊取り線香、ノーマット式蚊取り線香、噴霧式殺虫剤 ・防虫シート・ペット用ノミ取り |
消臭 芳香剤 |
パラジクロロベンゼン・・・化学物質過敏症の要因となる危険性、アレルギー症状の悪化。 両性界面活性剤系消臭剤、非イオン界面活性剤、陰イオン界面活性剤・・・皮膚障害、タンパク変性作用、殺精子作用、酸素活性阻止作用、溶血作用、肝臓障害、アレルギー・アトピー性皮膚炎。合成香料・・・肺や皮膚から吸収される。 |
建材 |
合板・糊・クロス・畳・カーテン・ |
生活用品 |
家具・化粧品・整髪料・ドライクリーニング・ |
シックスクール |
シックハウスは全部含む、その他、教材・教科書・墨汁・ワックス・貼り付けのじゅうたん・理科室・音楽室・パソコン室・体育館・除草剤・殺虫剤 |
その他 |
大気 |
農薬 |
(マラチオン、ピリミホスメチル、プロチオホスなど有機リン系)・・・特に中枢神経、視神経に対する毒性) (DDT、BHC、ディルドリンなど(有機塩素系)・・・非常に強い毒性。現在日本ではほぼ使用禁止だが、環境に残留し、体内に蓄積される。 (カルバリル、カーバメイト系)・・・吸入および皮膚からの吸収による毒性。神経系に影響を与え、痙攣、呼吸不全を生じることがある。 (トラロメトリン、ピレスロイド系)・・・環境ホルモン。 |
除草剤 |
アトラジン・・・抗エストロゲン作用(女性ホルモンの働きを妨げる)。 グルホシネート・・・胎児の脳内の神経伝達物質の働きを阻害し、行動異常(神経細胞の分裂を抑えたり、興奮行動しやすくなるなど)を起こす。 クロルプロファム(カーバメイト系)・・・発ガン性。 ウィードコロン(MCPP・メコプロップ/フェノキシ系)・・・咽頭痛、胃痛、頭痛、めまい、意識混濁、けいれん、皮膚障害等の中毒症状を起こす。 |
その他 |
・排気ガス・工場・焼却場・黄砂(有機リンの症状に似ている)・近隣の家からの白あり駆除剤の強制排出 |
廃棄物・災害・事故 |
B 体内にたまる? |
化学物質の多くは、脂に溶け、脂質でできた細胞をやすやすと通り細胞の中に入り込む上、水に溶けないものが多いので、分解されずに体に蓄積する。 |
C 許容量 |
人によって化学物質を溜め込む許容量が違う。小さい人は早く発症する。大きい。人は同じ環境にいても辛くないが、大きな許容量を超えたときの発症は大 きな症状と思われる。 |
D どんな症状? |
別紙マッケンゾウ君参照。全身に現れる。重複して現れる。人によって違う。頭痛・吐き気・下痢・目の異常・鼻水・ぜんそく・筋肉痛・倦怠感・疲労感・ 一過性記憶喪失・そううつ・・・・など様々。 |
E 7人に1人 |
米国では10数年前10人に1人が患者と言われ、同じ文化圏の日本も同程度の割合で患者がいると推察された。しかし今は7人に1人の割合で化学物質過敏症だろうともいわれる。子どものシックハウス症候群症状(見逃すと化学物質過敏症になりやすい)は3人に1人といわれる。 |
F どこで診察し てくれるの?
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北里研究所病院・東京労災病院・国立相模原病院・南岡山病院・高知病院・南福岡病院など。しかし、診断が下されても、決定的な治療法がなく、新幹線や飛行機やホテルでさらに暴露され、ひどくなるケースが多いため、必ずしも病院にいくことは勧めない。近隣の病院では「化学物質過敏症」を知らない医者が多く、他の疾病(更年期障害や精神疾患、神経質すぎるなど)とみなされ、化学薬品を飲むことによってひどくなるケースが多いため、医者に行くのは勧めない。近隣の病院では「化学物質過敏症」を知らない医者が多く、他の疾病(更年期障害や精神疾患、神経質すぎるなど)とみなされ、さらに薬(化学薬品)を飲むことによってひどくなるケースが多いため、医者に行くのは勧めない。 その後、治療法が少しづつ出て来ました。シグナルキャッチにご相談ください。 |